2002年2号

就任ご挨拶

 皆様、こんにちわ。この度、(財)地球産業文化研究所の事務局長に就任いたしました本根正三郎でございます。前任者の川松事務局長と同様、よろしくお願いいたします。
 これまでの間、通商産業省、中小企業庁、資源エネルギー庁、NEDO、工業技術院及び経済産業省におきまして主に産業振興業務及び輸出振興業務に携わってまいりましたが、特異な業務といたしましては人事管理業務もありますが、同和対策業務がございます。
 特に、戦後生まれの私は、同和地区に対する差別意識は全くなく、これらの地区に住んでおられる方の産業振興に尽くしてきたつもりです。
 私は若い頃から三つの信条がございます。
 一つ目は、仕事は楽しく、面白く。
 二つ目は、仕事は信頼と連携が大事。一人のみの力の効果は余りなし。
 三つ目は、人の喜びは自分の幸せ。人様が喜ぶような事をせよ。
 自分自身としては、このような思いをもって現在まで過ごしてきたつもりでございます。
 一方、国際社会は、人口の激増、環境問題等多くの課題を抱えておりますが、このような中で、世界の平和及び地球経済社会の安定的発展を図るためには、これらの課題解決に当たることが必要となってくる訳でございます。
 本財団の業務においても、このような発展的要素の阻害要因となる貧困問題、地球温暖化問題等の調査研究、政策提言を行っている訳ですが、一財団の枠を超えて、その成果を国内外に広く発信していることは非常に重要なことと思いますし、私自身の信条とも合致することと考えます。
 私も就任して間もない訳ですが、本財団の一員として、一生懸命やっていきたいと思っております。
 また、平岩外四理事長、福川伸次顧問(電通総研所長)、河野光雄理事(内外情報研究会会長)及び木村耕太郎専務理事のご指導、ご協力のもと、本財団の更なる活性化に努めてまいりたいと思っております。
 皆様方の更なるご支援をよろしくお願いいたします。

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