2012年11月26日から12月8日に、カタール・ドーハにおいて、気候変動枠組条約第18回締結国会議（COP18）、京都議定書第8回締結国会合（CMP8）、特別作業部会（ADP、AWG-LCA、AWG-KP）、補助機関会合（SBI、SBSTA）が開催されました。これを受けて、一般財団法人地球産業文化研究所（GISPRI）と公益財団法人地球環境戦略研究機関（IGES）は、2013年1月24日に全社協・灘尾ホールにおいて標記セミナーを開催いたしました。本セミナーは、1998年のCOP4開催後に始まり、今回で16回目の開催です。

　セミナーは、産業界、研究者、学生、マスコミ関係者など地球温暖化問題に関心をもつ約200名の参加者が出席し、国際交渉の最前線に当たられた4省庁の担当者を講師にお招きして開催されました。

　セミナー前半で、会期を1日延長して行われた国際交渉の概要や決定事項、将来の見通し、森林関係の議論等についての報告(講演)をいただき、セミナー後半では会場から寄せられた多くの質問に対して各省庁からご回答をいただきました。

　本セミナーでは地球温暖化問題における直近の国際交渉の情報が包括的かつタイムリーに提供されたこと、また講師の方から質問に対して真摯かつ懇切丁寧な回答をいただいたことから、セミナー参加者からは大変好評でした。