|  | (1) 新方法論の承認について | 
	|  | 
		
			| 新方法論 | 詳細 |  
			| 承認 |  
			| NM0091 | “Leak Reduction from Natural Gas Pipeline Compressor and Gate Stations” AM0023として承認された。スコープ10。詳細は(Annex13参照) |  
			| 見直し |  
			| NM0070 NM0078
 NM0080
 NM0082
 NM0092
 | プロジェクト参加者が2005年9月の第17回Methパネル会合での再検討を希望する場合は、修正版を7月25日までに提出すること。 |  
			| 不承認 |  
			| NM0071-rev NM0096
 NM0097
 NM0099
 NM0100
 NM0101
 NM0103
 NM0104
 NM0109
 NM0114
 | 特になし |  
			| その他 |  
			| NM0090 | Methパネルで今回承認推薦されており、CDM理事会は再フォーマットし次回会合で承認を検討できるようMethパネルに要請。 |  | 
 
	|  | (2) 承認済みの方法論について 
 
		
			| ・ | AM0003(Simplified Financial Analysis for Landfill Gas Capture Projects)、AM0017(Steam System Efficiency Improvements by Replacing Steam Traps and Returning Condensate)、AM0022(Avoided Wastewater and On-site Energy Use Emissions in the Industrial Sector)の再フォーマットされた修正案を採択(adopt)することで合意した。これらの改訂版は2005年7月9日付で発効しこれまでのものに置き換わることとなるが、改訂前の方法論を用いたプロジェクト活動で7月9日以前に登録申請のされたものは改訂版に影響されない。 |  | 
 
	|  | (3) 方法論の統合について 
 
		
			| ・ | 再フォーマット版の統合方法論 “Consolidated Methodology for Grid-connected Electricity Generation from Biomass Residues”について、Methパネルに再度検討するように要請した。同統合方法論が承認されれば、AM0004 (Grid-connected biomass power generation that avoids uncontrolled burning of biomass)及びAM0015(Bagasse-based cogeneration connected to an electricity grid)に置き換えられる。 |  
			| ・ | 再フォーマット版の統合方法論 “Consolidated baseline methodology for waste gas and/or heat for power generation”を承認した。同統合方法論は承認済みのNM0031-rev (OSIL-10MW Waste heat recovery based captive power project)と新たに承認されたNM0087(Shri Bajrang WHR CDM project)とNM0088(Jorf Lasfar heat recovery enhancement for power project)を統合するものである。スコープ1。 |  | 
 
	|  | (4) Methパネルへの要請 
 
		
			| ・ | 以前CDM理事会はMethパネルに混合セメントの製造と使用に関連した方法論の統合を要請(NM0045-rev、NM0047-rev、NM0095、NM0106)し、現在作業中であるが、この作業を優先的に行うように要請した。 |  | 
 
	|  | (5) その他方法論についての議論 
 
		
			| ・ | 炭鉱、炭層メタンの回収と利用に関する方法論(NM0066、NM0075、NM0093)についてはMethパネルによる専門的意見も追加され、次回の CDM理事会で最終的な推薦を出すべく検討をする。 |  
			| ・ | 第12ラウンドの新方法論申請締め切りは2005年7月13日 |  
			| ・ | 地方自治体、国、地域の政策展開/政策実施がCDMになるかという点に関してMethパネルからCDM理事会に指針が求められており(政策措置を方法論とした提案方法論:NM0072“Mandatory energy-efficiency standard for room air conditioners in Ghana”)、前回の会合で合意に達することはできなかった。この件に関して、CDM理事会は、NM0072のもとでのCDMプロジェクトの適合性について理事会が指針を出せば、MethパネルはNM0072を再検討する用意がある旨確認した。 |  | 
 
	|  | (6) 新方法論のプロセスを改善するための方策について 
 
		
			| ・ | 新方法論の検討と承認のプロセスを改善するために、「提案された新方法論の提出と検討の手続き」の改訂版(version 7)に合意した(Annex2参照)。 |  
			| ・ | 提案された新方法論の検討プロセスの改善に関する課題について、ドラフトペーパーがまとめられた(Annex3参照)。次回も引き続いて話し合われる。 |  
			| ・ | プロセス改善のための緊急策として、新方法論再提出のタイムフレームを設けること、事務局にMethパネルの詳細な技術的概要の準備や新方法論提出フォームの見直しと編集などを要請すること、Methパネルに新たに2人メンバーを追加することで合意した。 |  
			| ・ | プロジェクト参加者提出用の “CDM Proposed new methodology: Baseline (CDM-NMB)”のフォーム改訂版とガイドライン(Annex4参照)、Methパネルが利用する “Summary recommendation form” (Annex5参照)、「承認済み方法論の適用に関するDOEからの照会に対するフィードバックの手続き」(Annex6参照)に同意した。 |  
			| ・ | Methパネルに、ベースライン選択の一助となるようなツールを追加的に開発するよう要請した。これはプロジェクト開発事業者による新方法論の提出を促すためである。 |  | 
 
	|  | (7) その他 
 
		
			| ・ | プロジェクト活動が過去に遡ってクレジットを求める時ベースライン排出量の算出に盛り込むべき情報について検討した。有効化審査段階で入手可能な最も新しい情報を用いるべきであるが、ベースライン排出量の計算で、事前と事後のどちらでもできるなら、事後での算定を選ぶべきである。また、方法論が事前か事後のうち低い値が用いられなければならないときは、その方法論の規定に従う。事前か事後のどちらかが明白に当該方法論で確立されている場合はその規定に従う。 |  
			| ・ | クレジット期間の更新に必要な手続きと書類について検討した(Annex7参照)。 |  
			| ・ | MethパネルとA/R WGによるバイオマスの定義に関する議論を検討した(Annex8参照)。 |  |