COP25報告シンポジウムを開催いたしました。

国連気候変動枠組条約COP25報告シンポジウム-GISPRI/IGES共催-

1. 開催概要
(1) 2020年1月17日(金)13:30-16:20 全社協 灘尾ホール
(2) 参加者数;296名(昨年は270名)、資料集販売数:154冊(単価2,000円)
(3) IGESと共催で、今年で23回目となる。COP25交渉に参加した4省庁の担当官が、当該会議での議論の内容や今後の展望等につき説明、加えて質疑応答を行った。


2. 内容
(1)各講演のポイントは以下の通り。
・ IGES 田村氏:COP25の論点、結果等について概説
・ 外務省 永瀬氏:パリ協定米国脱退の懸念の中どのような議論が行われたのか、ならびに気候変動対策の資金支援に関する論点について説明。
・ 経産省 長田氏:石炭火力発電の議論、気候変動対策に関する技術開発およびジャパンパビリオンでの我が国の発信内容等について言及。
・ 環境省 辻原氏:今般COP25での最大争点の1つであった市場メカニズム(パリ協定6条)に関する議論や小泉大臣の発言や動静等について紹介。
・ 林野庁 谷氏:森林管理の現状や将来の在り方、木質バイオエネルギーの今後の展望等について説明。
(2)質疑応答では、予め参加者より募集した質問を分析、抽出し「1.総論、2.COP25と評価、3.長期戦略・今後の展望、4.まとめ」に分けて、各講演者との質疑応答を行った。


3. プログラム(敬称略)

・ 13:30 開会 
・ 13:35 開会挨拶   IGES 武内理事長 
・ 13:40 イントロダクション COP25の位置づけ
    IGES 気候変動とエネルギー領域  ディレクター 田村 堅太郎
【講演】COP25 開催結果の報告  
・ 13:45 外務省   国際協力局 気候変動課 企画官 永瀬 賢介
・ 14:00 経済産業省 産業技術環境局 環境政策課 地球環境連携室長 長田 稔秋
・ 14:15 環境省   地球環境局 国際地球温暖化対策担当参事官 辻原 浩
・ 14:30 林野庁   森林整備部 森林利用課 森林保全推進官  谷  秀治
・ 14:45 休憩  
【質疑応答】(事前質問に対する回答形式) 
・ 15:00~16:15
    (パネリスト)
     各講演者ならびに環境省 小圷(こあくつ)・国際企画官
    (モデレーター)GISPRI 前川
 
・ 16:15 閉会挨拶   GISPRI 蔵元専務 
・ 16:20 閉会 


4. シンポジウム概観

①COP25 報告講演風景 ②質疑応答風景


以上

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