2025年16号
愛・地球博20周年記念行事を開催しました。
愛・地球博20周年記念行事 EXPO 20th Anniversary REUNION
-Toward the Future-
2025年9月7日(日)、愛知県名古屋市のIGアリーナで愛・地球博20周年記念行事EXPO 20th Anniversary REUNION -Toward the Future- を開催し、1万人を超える多くの方々に来場いただきました。
万博を経験したことのない世代が多くなっており、20周年の節目の年に、愛・地球博の感動を体験していただきたい、感動を世代や地域を超えて伝え、万博のムーブメントを継続発展させていきたいということから開催したものです。
このイベントには、BIE(博覧会国際事務局)のケルケンツェス事務局長のほか、スイス、ルーマニア、アンゴラ、カナダ、デンマーク、アイスランドなど愛・地球博の当時の外国パビリオンのスタッフで現在は大阪・関西万博の政府代表等を務めている方々などにも出席いただきました。
2005年に生まれた学生を中心に構成されたオーケストラによる演奏や、愛・地球博または愛知県にゆかりのある芸能人によるパフォーマンス、モリゾー・キッコロのミュージカル、日本館総館長を務めた竹下景子さんの朗読による当時の振り返りや愛・地球博が生み出したイノベーションのご紹介とともに、BIEと当財団が今年新たに共同で創設したExpo Innovation Awardの表彰式を行いました。
https://www.gispri.or.jp/newsletter/202508
ケルケンツェスBIE事務局長からは「『自然の叡智』は当時も今も重要なものであり続ける。Expo Innovation Awardの表彰式は、愛・地球博のレガシーが今も続いていることの証である。愛・地球博は21世紀の万博の先駆けとなるモデルであり、そのメモリーや『自然の叡智』の精神とメッセージが、世界に響き渡り、インスパイアし続けることを願う」との祝辞をいただきました。
最後に、愛・地球博の閉会式で唄われた「Friends Love Believing」を、出演者、当時のユニフォームを着たパビリオンのスタッフや子どもたちとともに、来場者全員で合唱し、愛・地球博の理念と国際的な絆を、世代を超えて実感できる有意義なイベントとなりました。