2016年4号

愛・地球博理念継承発展事業の新たな10年について

 当財団は、2005年日本国際博覧会協会から愛・地球博理念継承発展事業を継承し、平成19年4月以降、本事業を積極的に実施してまいりました。
 活動を開始してから来年3月には早や10年を迎えることから、今年6月以降、当財団の愛・地球博理念継承委員会において今後の事業のあり方について検討を行い、9月21日に「愛・地球博理念継承発展事業の新たな10年について」を取りまとめました。
 その後、11月8日に開催されました平成28年度第2回理事会におきまして、当財団として、この趣旨に則って事業を実施していくことが決まりました。

 今後の理念継承発展事業は、平成29年度から、今後開催される国際博覧会の会場、日本館を活用して理念の発信を進め、国際博のイノベーションを図り、その質と意義を一層高め深める事業、日本に限らず広く国際博覧会のイノベーションを図り、その質を高めその意義を深めることとなる理念の形成、手法、活動をエンカレッジする事業、愛・地球博関連の知的財産権の保全、管理、活用に関する事業等を実施してまいります。
 なお、愛・地球博成果継承発展助成事業につきましては、当初の目的を十分に達したと判断されますことから、平成28年度をもって終了することといたしました。

 当財団としては、今後とも愛・地球博理念継承発展事業を積極的に実施してまいりますので、皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

愛・地球博理念継承発展事業の新たな10年について

 (愛・地球博基本理念の継承と更なる発展のために)

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