2002年4号
平成14年度第１回理事会・評議委員会報告
平成１４年６月、本年度第１回通常理事会・評議員会を開催し､平成１３年度事業報告書・
決算報告書の承認、理事・評議員の選任等を行った。概要を以下のとおり報 告する。
第１ 概況
| 平成１３年度は、前年度からの継続調査研究５件及び新規２件の計７件の調査研究を行った。また、国・特殊法人等から調査研究事業を受託し、積極的な事業展開を図った。 |
第２ 事業の実施状況
I．調査研究等事業
１．研究委員会：テーマ毎に次の研究委員会を組織し､調査研究を実施した。
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1) グローバル市場競争時代における教育・人材育成のあり方研究委員会
（委員長：西村和雄京都大学教授）
2) 少子・高齢化社会における日本の選択～教育、福祉と経済の戦略研究委員会
（委員長：西村和雄京都大学教授）
3) 貧困問題の解決に向けた課題とグローバル・ガバナンスの役割研究委員会
（委員長：大内穂秀明大学教授）
4) 排出削減における会計認定問題研究委員会
（委員長：黒川行治慶應義塾大学教授）
5) 経済発展と地球温暖化問題の国際合意形成研究委員会
（委員長：大塚啓二郎政策研究大学院大学教授）
6) ＩＴ革命が､地球環境問題に与えるインパクト研究委員会
（委員長：茅陽一東京大学名誉教授）
7) ＮＰＯ／ＮＧＯと政府・企業のコラボレーション研究委員会
（委員長：谷本寛治一橋大学大学院教授） |
２．委託調査研究：
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産業連関表などを用いた、ＩＴ革命が地球環境問題に及ぼす影響に関する調査研究 |
３．受託調査：国等から委託を受け、次のテーマについて調査研究を行なった。
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1) 地球環境問題影響・対応方策検討調査
2) 地球環境国際協力推進事業／気候変動影響評価等事業
3) 京都メカニズムにおける排出量取引と法的性格に関する基礎調査研究
4) 国際排出権取引市場制度設計の検討
5) 環境技術普及と地球温暖化問題の国際合意形成調査研究
6) 中国における共同実施活動及びＣＤＭ適用要件調査
7) 循環型社会の形成と製造業の対応に関する調査研究
8) ＷＢＣＳＤサステイナブル・モビリティプロジェクトへの提言検討
9) 持続可能な交通に関する国際動向に関する調査研究 |
II．共同研究及び協力
1) 環境と開発に関する中国国際協力委員会（ＣＣＩＣＥＤ：多国間協力）
III．セミナー、シンポジウム、フォーラム等の事業
１．次のシンポ・セミナーを開催した。
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1) |
国際エネルギー消費効率化等協力基礎事業／ＩＰＣＣ等国際会議事業（京都メカニズムに関するシンポジウム） |
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2) |
企業会計における温室効果ガス排出枠の取扱いに関するシンポジウム |
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3)
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Ｐｅｔｅｒ Ｂｏｈｍ教授講演会 |
２．フォーラム：ホームページを開設し広報活動に努めた。
IV．情報の収集及び提供
次のとおり情報提供を行なった。
１）調査研究報告書等の提供
２）機関誌「地球研ニュースレター」・「ＧＩＳＰＲＩ」の発行
V．地球産業文化委員会の活動
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財団中期事業計画、平成１２年度研究成果報告に係る議題についての審議を行うとともに、途上国貧困問題、温暖化問題、人材教育問題等が討議された。 |
VI．評議員の交替（６月１９日付）
（評議員就任）： 伊佐山建志（日産自動車副会長）
（評議員退任）： 安楽兼光（日産自動車副会長）
VII．理事の交替（６月２５日付）
（理事就任）： 渡辺紳一（みずほ銀行常務執行役員）
（理事退任）： 端田泰三（みずほ銀行名誉顧問）
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