2007年4号

愛・地球博理念継承二周年記念事業の開催について(案内)


多くの感動と出会いを残した愛・地球博の閉幕から2年。  
今年もその感動が帰ってくる。  
8月18日(土)19日(日)名古屋市の中心地 栄・オアシス21銀河の広場にて、  
愛・地球博理念継承二周年記念事業
「市民大交流フェスタ2007―つながれ、広がれ、愛・地球博」を開催する。   


 2005年3~9月に開催された愛・地球博には、「持続可能な社会」を目指して活動するNGO、NPO及び市民団体の多くが、ボランティアや地球市民村、瀬戸会場の市民プロジェクト、エコマネーセンターなど様々な形で参加した。これは150年に及ぶ国際博覧会の歴史でも初の試みであり、BIE(国際博覧会事務局)もその活動、成果を高く評価している。愛・地球博で生まれたこの市民参加活動は、万博終了後も、愛知県内を始め、全国各地で活動を続けて、年々新しい力を生み出している。  


 愛・地球博の成果の継承を確実なものとするため、昨年の一周年記念事業に続き、本年も「市民参加」系事業を中心とした、記念事業を開催する。  


 会場は、ステージゾーンと展示・ワークショップゾーンで構成され、ステージでは、モリゾー・キッコロ、カラーキッコロも登場する華やかなオープニングセレモニーをはじめ、参加市民団体による様々なパフォーマンス、そして地元TV局の長寿番組であった「天才クイズ」が万博バージョンとして復活する。  
 その他のステージイベントとしては、18日(土)に愛・地球博で生まれたLOVE EARTHの公開生放送、19日(日)には「ばんばひろふみ」さん「嘉門達夫」さんが出演する、クロージングメッセージライブをおこなうこととしている。  


 一方、展示ワークショップゾーンでは、愛・地球博をキッカケに世界中で起こっている様々な問題を考え、よりよい社会作りの為に活躍しているNGO/NPOが集結した団体である地球市民村から8団体が参加し、今回も「持続可能性への学び」をコンセプトに、中部リサイクル運動市民の会、オイスカなど中部圏を代表する団体が展示、体験型ブース、ワークショップなど展開する。  
 更に、愛・地球博瀬戸会場で展開された市民プロジェクト系からは22団体がブースを中心に展示、来場者が参加できるワークショップを織り込む。  
 また、会場内には、2008年スペインで開催されるサラゴサ万博及び2010年開催の上海万博のPRブース、万博思い出の写真展などのコーナーも設ける他、18日(土)午後には、会場に近接するNHK名古屋放送局のホールを利用し万博に参加した国々の記録映像を中村利雄前日本国際博覧会協会事務総長の解説と共にハイビジョンで放映する。
 本年4月に当財団内に新たに発足した、愛・地球博理念継承発展事業部及び名古屋事務所が手掛けた最初のビックイベントであり、関係各位多数の来場をお願いしたい。

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